【キャストアウェイ】は実話なの?元ネタとなったモデルや時代設定も紹介
映画『キャストアウェイ』は実話なのか、元ネタやモデルとなった人物がいるのかどうか。
また時代設定はいつなんだろう…??
そんな風に思っている方多いのではないでしょうか?
うん、すごく気になるよね!
この記事では、
- 映画『キャストアウェイ』は実話なの?
- 元ネタやモデル・時代設定はあるの?
こういった疑問にお答えしていきますね!
Contents
【キャストアウェイ】は実話なの?
#キャストアウェイ
— SAKAMOTO/映画 (@SAKAMOTOtweet) December 10, 2022
FedExのエンジニアの男は自社航空機が墜落し無人島に流される。
時間の流れに翻弄される主人公の切なさがグッときた。遭難した人が本当に辛いのは救助されたあとなのかも…。バレーボールとの別れをこんなに辛く切なく描けるのはこの作品だけ。#映画好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/yPLeP48SXj
トム・ハンクスが主演を務める映画『キャストアウェイ』はフィクションです。
原作や元ネタはなく、完全オリジナル作品。
監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・リー・ゼメキス監督。
脚本は「アポロ13」や「父親たちの星条旗」で有名なウィリアム・ブロイルズ・ジュニア。
”アポロ13”にはトムハンクス出てたよね。
実は『キャストアウェイ』が実話ではないかと勘違いしている人が多いようです。
理由は主人公の勤め先にあるようで、公開当時はとても話題になり注目が集まりました。
勤務する会社は実在した!
トム・ハンクスが演じる主人公チェック・ノーランドが勤めるのは、国際宅配便「FedEx(フェデックス)」という実在する有名な会社です。
これがキャストアウェイが実話ではないかと言われる理由のひとつ。
本物の会社が出てきたから、本当にあったお話なのかと思うよね。
リアリティを増したのは、FedExのCEOであるフレッド・スミス氏本人が登場したこと。
さらに、実際の集荷場を使っての撮影や飛行機、トラック、制服など実物を提供するなど、撮影には全面協力の姿勢だったそうです。
CMかと思うほどアピールがすごいので相当なスポンサー料だったのでは…なんてことも囁かれていますが、明確なことは分かりません。
映画に出ちゃうんだからすごい宣伝になるよね。
とにかく主人公が、実在する会社に勤めていると言うことで、キャストアウェイが実話なのではないかと勘違いする人が多発しました。
飛行機が墜落するというマイナスイメージもありましたが、映画公開後はアジアやヨーロッパでの認知度が上がったのは言うまでもありませんね。
史実との違いはどこ?
キャストアウェイは完全オリジナル作品ですから、歴史上や実際の出来事などとは関係ありません。
乗っていた飛行機が運悪く墜落、無人島にたった1人漂着した主人公が数々の困難を乗り越えながら4年間のサバイバル生活へて脱出を試みるという物語。
ありえない話ではありませんが、原作や元ネタはありませんから当然正解も間違いもありません。
そうだよね、比べるものがないんだから”違い”なんてあるわけないか。
4年間のサバイバル生活は孤独と不安の連続ですよね。
水の確保や火おこしなど、はじめは何もわからず大変そうでした。(汗)
「無人島に何か一つだけ持っていけるとしたら?」なんて話したことありませんか?
この質問、結構盛り上がっちゃうんだよねー。
何がいいのか真剣に考えたりしちゃいますよね。(笑)
人それぞれ、大事だと思うものが違って面白いですが、実際はそんな悠長なことを言っている場合ではないことが痛いほどわかる映画です。
本当に大事なのは物ではなく、諦めない気持ちと生き抜く気合いであることは間違いないでしょう。
【キャストアウェイ】の元ネタやモデル・時代設定も調べてみた!
キャストアウェイ
— AMO (@marvel2019dc) June 12, 2021
Tハンクスが無人島でサバイバル劇を繰り広げ奇跡の生還を果たして感動する系かと思ってたら違った
シンプルで良い人間ドラマだった
恋人との再会と別れが切なくてとても虚しい……けど希望のあるラストシーンが良かった
あと歯医者ちゃんと行こうと肝に銘じた🦷あれは痛すぎる pic.twitter.com/z132sVPCSd
何度もお伝えしていますが、キャストアウェイはフィクション作品ですから、元ネタやモデルはなく、時代設定も特にありません。
現代のお話だもんね。
舞台は1995年のアメリカ、主人公は飛行機事故で無人島に漂着することになります。
携帯電話や車、飛行機など、とにかく便利な時代から何も持たずに無人島に放り出された主人公がどのように生き抜くかが見どころ。
あれ?似たような話あったよね…と気づいた人も多いかもしれませんね。
よく似た小説があるって本当?
キャストアウェイによく似た物語に「ロビンソン・クルーソー」があります。
イギリスの小説家ダニエル・デフォーの人気小説。
世界中で翻訳され、映画やテレビなど映像化される大変人気のある小説です。
小学校の図書館に、絵や漫画などを使って子どもにも分かりやすく書かれていた本もありましたよね。
確かにあったよね、みんな一度は見たことあるんじゃないかな。
冒険が大好きなロビンソン・クルーソーは乗っていた船が難破し無人島に漂着。
28年間のサバイバル生活を経て、脱出するまでの物語。
キャストアウェイは4年間でしたから、それから比べると気が遠くなる期間ですよね。(汗)
ロビンソンは本当に冒険が好きで、無人島脱出のその後を描いた物語もあり、日本では「ロビンソン漂流記」と呼ばれることも。
普通なら怖くてもう冒険には行かないかもしれないよね。
この「ロビンソン・クルーソー」には、ちょっとしたトリビアがあるんですよ。
『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』。
これが正式な小説のタイトル!
世界一長いのではないかと言われているそうで、誰かに教えてあげたくてもまず自分が覚えることで精一杯になりそうですよね。(笑)
主人公は現代のロビンソンクルーソー!
キャストアウェイの主人公チャック・ノーランドは「現代版ロビンソン・クルーソー」と呼ばれているのだとか。
なんかかっこいいね♪
前述した通り、ストーリーがとてもよく似ているので、元ネタになっているのではないかと考えられています。
キャストアウェイはオリジナル作品ですが、脚本家の頭の中には薄らとロビンソン・クルーソーの物語が浮かんでいたかもしれませんね。
どちらの作品からも、「どんな状況でも生きることを諦めない」そんな力強い生命力をを感じることができます。
チャックやロビンソンのように孤独や不安と戦いながらも、心のよりどころを見つけ生き延びることへの執着は大事なもの。
2人には共通するところがたくさんあるのかもね。
2人の漂流者が経験したサバイバルな期間が、どれほど過酷であったのか想像もつきません。
私なら飲み水がない時点で、いろいろなことを諦めてしまうかも。(泣)
2つの作品は「自分だったらどうする…」を深く考えさせられると共に、いつもと変わらない日々の生活がどれだけ幸せなのかあらためて感じさせてくれるはずです。
まとめ
『キャストアウェイ』
— 人が死ぬ映画を紹介bot (@ice_cream37564) May 10, 2024
墜落した飛行機からたまに流れてくる荷物で無人島サバイバル映画。
血まみれのバレーボールが愛おしく思える世界で唯一の作品。無人島に漂流してからほとんどセリフ・音楽が無いので孤独感がとてつもない。流れてきた荷物の使い方も面白い。終盤の展開ははアメリカン浦島太郎。 pic.twitter.com/U6MdumfH4o
この記事では、映画『キャストアウェイ』が実話なのかどうか、元ネタやモデル・時代設定などもお伝えしてきました。
- 映画「キャストアウェイ」は実話ではなく完全オリジナルのフィクション作品。
- 元ネタやモデルはなく時代設定も特にないが、「現代のロビンソン・クルーソー」と呼ばれるほどよく似た小説「ロビンソン・クルーソー」がある。
実話じゃなくてホッとしたよね。
生きる希望を与えてくれるストーリーになっていて、“なんとなく”で日々を過ごしている方にぜひ観ていただきたい映画です♪